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三谷八幡宮の由緒
当社は平安時代、八幡原の地に鬼門鎮護の神として男山神をお迎えし、創祀されました。以来、地域の守護神として人々の暮らしを見守り続けています。
鎌倉時代には、三谷彌七郎景晴が当社の霊験により宮中の怪鳥を射落とし、兵庫頭に任ぜられました。その際、朝廷より下賜された矢を神前に奉納し、のちに戦火に巻き込まれながらも、この矢のみが奇跡的に現存したと伝えられています。
寛永5年(1628)、生駒高俊が三郎池を築造するにあたり、当社は現在の地に遷座されました。その後、領主松平家より篤い崇敬を受け、神輿が寄進されるなど、長きにわたり人々の信仰を集めてきました。
発祥より1200年、遷座より390余年を経た現在も、三谷一郷の氏神として鎮座し、災厄を除き、平和と福をもたらし、産業や文化の振興に霊験あらたかであると伝えられています。
御祭神
当社の御祭神は、国家の安泰と武運長久を司る応神天皇(誉田別尊 ほんだわけのみこと)、女性の守護神である毘女大神(ひめおおかみ)、そして知恵と勇気を兼ね備えた名将・神功皇后(息長足毘女命 おきながたらしひめ)をお祀りしております。
◼ 応神天皇(誉田別尊)
第十五代天皇であり、日本の繁栄と文化の発展に大きく寄与された神とされています。武運長久、産業振興、文化発展の守護神として崇敬されています。
◼ 毘女大神(ひめおおかみ)
古くから女性を守護する神として信仰され、縁結びや安産、家内安全のご加護を授けると伝えられています。
◼ 神功皇后(息長足毘女命)
聡明さと勇敢さを兼ね備え、国を導いた伝説的な女帝。戦勝祈願や開運の神として崇められ、特に強い意志と知恵を授ける神として信仰されています。
当社の御祭神は、訪れるすべての方に安寧とご加護をもたらし、未来へとつながる道を照らしてくださいます。
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